Kim Minju is Beautiful

JAPANESE OTAKU

【第10話】コミュ障こそ握手会に行け

はじめに

はじめましての方ははじめまして。


遺言集の10番手を担当させていただきます、ものでと申します。ほとんどの方が「お前誰やねん」って感じだと思うのでまずは簡単に自己紹介をしておきます。
主催レストのクラスメイトで、現在某カーペットが敷いてある研究室に所属しています。普段はアイドルの現場にいるかバイトしてるかの2択で生きています。

高専2年生後半で乃木坂46にハマり、昨年10月からはPRODUCE48という番組がきっかけでIZ*ONEというグループにどハマりし、現在もオタクをしております。とりあえず推し貼っときます。

 

f:id:minamikawaii:20191208024655j:plain

大丈夫ですか??可愛すぎて気を失っていませんか???

 

今回は、そんな僕が約3年間通った握手会に関するお話。キャッチ―なタイトルにしたくて対象を「コミュ障」に限定しましたが、僕自身は全人類は握手会に足繫く通うべきだと考えております。

また、アイドルに興味がない人もこれを機に興味を持っていただればなと思います。既に握手会に行ったことがあったり、通っていたりする人はまた違った一面でお楽しみできると思うのでぜひ最後までご覧下さい。

 
※推しグル*1 のIZ*ONEが現在活動休止中であり、CD発売延期、映画公開中止、僕も行く予定だったイベントも全部開催延期になったので人生に希望が持てません。くそ適当に執筆してます。文章読みにくいです、ごめんなさい。

 

 

全人類は握手会に行け 

タイトルで「コミュ障」という言葉を使いましたが僕にもそういう時代がありました。
高専入り初めの僕は、発表やプレゼンなどはおろか人と一対一で話すことが苦手でした。緊張して言葉が出てないことがあったり、話してるうちに自分が何を話してるか分からなくなったりそんなことが多々ありました。
(ちなみに現在も研究室の指導教員と話しているときは、そのような事例が多発しています)

 

しかし、そんな僕も最近では「発表や説明が分かりやすい」と「プレゼンが上手い」とか言ってもらえるようになりました。自分でもコミュニケーションや発表という部分に対してかなり自信が付きましたし、成長したと感じます。

 

僕を変えたものは何なのか…皆様タイトルからお察しの通り

握手会です 推しとの会話です

握手会では、短い数秒という時間で会話を成立させなければいけません。そのため様々な力が身に付きますし、それらは日常生活でもとても役に立つものです。「コミュ障こそ握手会に行け」というタイトルの通りコミュ障こそ握手会に行ってその力を育むべきなのです。


しかも現代のアイドルのほとんどは、握手会やチェキ会などのイベントを頻繁に行っておりオタクくんたちも参加しやすいのが現状です。声優界隈だとCDのリリースイベントで抽選式のお渡し会をするのが一般的で、金銭面など少し敷居は高い気がしますがまぁみんなCDを積みましょうということで。

僕の通ってるIZ*ONEは、日本でCDを出す度にハイタッチ会が行われます。ここでは同時にサイン会というものが行われます。メンバー1人と、たった1万5000円で1分弱話すことができます。

izone-shop.com

 

このままではただのオタクの布教記事になりかねないので、これ以降で実例を挙げながら握手会で身に付いたものを紹介していければと思います。 

 

実際に身に付いた力

簡潔に物事を伝える力が付く

先ほども書いた通り握手会は数秒の戦いです。そのため、アイドル側に少ない言葉数で話したいことを言う必要性があります。しかし簡潔に伝えすぎて何も伝わらなかったら元も子もありません。


このような環境で常に戦っているオタク達は次第に「簡潔かつ確実に伝わる話し方」ができるようになります。この力は握手会に限らず、日常生活の様々な場面で重宝するので身に付けて損はないでしょう。

僕の推しは、日本語が上手いとはいえ韓国の方なので確実に伝えるという部分について特に気を付けています。質問をするときは疑問詞(5W1H)を強調すると相手に伝わりやすいです。(当社調べ)

細かい言葉遣いの力が付く

簡潔に物事を伝えるのも大事ですが、忘れてはいけないのが推しへの尊敬の念。そこで気を付けないといけないのが細かい言葉遣いの部分になります。
ここでは簡単な例を挙げて説明したいと思います。推しと僕は共通の趣味があるのですがそのことを話していたときの一コマ。

 

「〇〇のドラマ見た?」

「〇〇のドラマ見る時間あった?」

僕が実際に推しに言ったのは下です。より要件を簡潔に伝えることができるのは上ですが、下の言葉の場合はアイドルの多忙さを気にかけるような意味を込めることができます。

そんな細かいところ、アイドルはいちいち気にしてねぇよと言われそうですが少しでもアイドルの気分を損ねないための気遣いだと思ってください。

先ほど述べた確実に伝える話し方をするという部分でも、細かい言葉遣い(単語選びや文章構成)についてかなり工夫をしました。握手会に通い続け、自分の発する言葉に細心の注意を払っていると、細かい言葉遣いや話し方をする力が身に付いた気がします。

この力があると日常生活でも話し相手を不快にしないような、受け手に勘違いさせないような話し方をできたりすると思います。僕のクラスメイトなら分かると思うのですが、実際にこの類いの問題が最近発生したのでみなさん握手会に行って身に付けましょう。

話題を考える力が付く

1日に何回も話していると、そのうちに話題が無くなってくるものです。そのために事前に、話題をたくさん用意しておかなければなりません。

その時に胸に留めておかないといるのが、アイドル側が話しやすいような話題を考えること。これは気遣いかつ会話を上手く成立させるための工夫です。

 

サイン会などに行くと1度に1分も話すので、上手く会話を展開していかないといけません。その部分でもこの力が付いたのではないかと思います。
正直僕の推しはお喋りなので、一生一人で話しているのであんまり自分で話題提供することない?ですけどね。サイン会に行っても大体話聞いてたら終わってます、いろんなこと教えてくれますめちゃくちゃ可愛いです。

そんな様子は下の動画(03:00~)で見れます。てか3分からじゃなくて全部見ろ。

www.youtube.com

 

咄嗟に会話をする力が付く&緊張への耐性が付く

推しと話す瞬間はいつまで経っても緊張するものです。人生で緊張する瞬間ベスト5に入るくらい緊張します。てかめちゃくちゃ可愛い子が目の前にいるのだから緊張しないわけがない。

その状態でオタク達が良く陥る現象が「可愛すぎて頭が真っ白になる」や「緊張しすぎて話すこと飛んだ」です。そんな場合でもオタクくんたちは頑張ります。頭をフル回転させて話題を絞り出すのです。そのようなことを繰り返しているといつしか何も考えずにその場で話せるようになります。

こうして身に付いた力はプレゼンで話す内容が飛んでも、咄嗟にそれっぽい内容が言えたり言えなかったりすることに繋がります。しかも過度な緊張を日常的に味わうことで、今まで学校生活などで感じていた緊張がいつの間にか感じなくなってきます。

1~3年の頃は発表・プレゼンなどで毎回緊張していた自分も、今では指導教員に分析結果や説明資料を見せるといった場面以外は緊張しなくなりました。はてして僕はいつになったら過度な緊張をせず、良い緊張感で研究の話をできるようになるのでしょうか?

 

個性的な服装ができる

学内で普段あってる人からすると「お前いつも量産大学生みたいな服着てるやないかーーい」って感じだと思うんですけど、現場での僕の服装については僕がよく行動を共にする田中(仮名)くんに聞いといてください。

推しと会う日のオタクは特別なんです。めちゃくちゃおめかしするんです。

まぁそんな話はおいといて握手会に通うと、オタクが個性的な服装をできるようになる理由について話しましょう。


正直これは通い始めてからの話になるんですけど、やっぱりオタクたるもの推しに覚えられたいじゃないですか。しかし、 認知厨*2 のような振る舞いもするのも何か違う…。


そこで最終的に行き着くのが、他と被らないかつ自分に似合う個性的な服装をするということです。簡単に言うと「オシャレ」になるってことなんですが、オシャレって言葉があんまり好きじゃないので別の言葉を使いました。
沼にハマったオタクは何でもします。そう推しに覚えられるために服を漁ることなんて余裕さ。

 ※同じ服で握手会に行くのはやめようね!

最高の人生の見つけ方

握手会のおかげで身に付いた力についていろいろ書いてきましたが、結局は楽しいっていうのが一番です。僕はこの握手会というコンテンツに出会って人生が変わったので、その中でも最高の瞬間についてシェアハピしときます。

読んでて気付いた方もいるかもしれませんが「話題を考える力が付く」あたりから正直書いてて疲れてきました。ここからオタクの怪文書度が加速します。

【第4話】南條〇乃「合宿免許はヤれる!」←これ

さすがにこれよりはマシだと思うので、これを読めた人ならきっと大丈夫さ。


人生で最も最高な瞬間は推しに覚えられたときです。名前と顔をセットで覚えてもらったときには自分はこのために生きていたんだと感じます。
握手会に行くと、推しから「久しぶり~!」や「〇〇くん!」など言われるのです。デレデレすることになります、このときの僕は今までみんなが見たことないぐらい笑顔です。今まで感じたことのない幸福感に包まれ、元の世界に戻れなくなります。

 

僕の推しは天才なので、サイン会に1回行っただけで覚えてくれました。その日は勉強してきた韓国語で二言ぐらいメッセージを伝えたら、推しが一人でずっと「感動しました」とか「韓国語本当に上手です!自分で勉強したんですか?」とか感想をずっと話してました。可愛かったです。
そして、1か月後にまたサイン会行ったらレーンに入った瞬間
「あ、〇〇?久しぶり~」
と言われたのです。

 

は????記憶力良すぎませんか??

サイン会で宛名を書くので自動的に推しに名前がバレるのですが、何故彼女はその一瞬を1か月も覚えていられるのですか。 彼女はIQ5万です。IQ5万でこの美貌です。もう、好きになっちゃうだろう?

f:id:minamikawaii:20191208045035j:plain

好きになっちゃうだろう?

好きになっちゃうだろう?

  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

同時にアイドルという仕事の大変さを感じました。これからも尊敬と感謝を忘れずに日々を過ごして行きたいです。 
この記事を読んでいる君達にもアイドルに思いやりを持って節度のある握手会ライフを歩んでいって欲しいなと切に思います。

オタクのアルバイト

AdventCalendarを企画した話で僕のアルバイトについて触れられていたので、少しだけ最後に書いときます。 

僕が3年間イベント使ったお金は200万ちょいです。握手会やサイン会だけに限定すると、大体50万ぐらいな気がするのでまぁそれにしてもそこそこお金が必要になります。

 

お金がなければどうするのか…そう国民の三大義務の1つである勤労 です。働きましょう。

ちなみ僕が青春を共にした某パン工場で働くのはおすすめしません。シフトはどんなバイトよりも入れるし自由なので、実際お金は一番入るんですけどね。
地元の先輩にそこでバイトしてるって話したら「あそこはほんまに金に困ってるやつが行くところやで」って一蹴されました。


多分アイドルオタクぐらいの出費なら塾講師ぐらいの稼ぎでギリギリ足ります。今まで5種類ぐらいバイトしてきましたが塾講師が一番楽で効率的です。

 

おわりに

どうですか???少しは握手会に興味が湧きましたか?
ここまで書いて思ったんですけど、同じ研究室の先輩とかに読まれてたら恥ずかしくて見せる顔がありません。

だらだらと書きましたがまとめると

  1. 握手会に行くと色んな力が身に付く
  2. お金が多少かかる代わりにそれなりの恩恵が受けられる
  3. 僕の推しは可愛いし美しいし頭が良い


今回の記事で握手会に興味が出た人は、12/21(土)にインテックス大阪で開催される「乃木坂46 全国握手会」に参加されてはどうでしょうか。
今から近所のCDショップに行きCDを1枚買うだけで好きなメンバーと握手することができます。可愛い女の子の手を握ることができます。

詳しくはこちら

www.nogizaka46.com

 

質問等あれば気楽に以下のアカウントにリプライなりDMしてください。特にさっきの乃木坂の握手会に行きたい人は色々知っといたほうが良いことありますので、連絡してくれると手取り足取り教えます。

@minju_advent

 

さぁ君達も推しからの「久しぶり!」を聞くために会場に足を運ぼう。あとIZ*ONEが一日でも早く活動再開しますように。

P.S. 最初に地下アイドルのチェキに行くのはまじでやめとけ

*1:推しているグループの略

*2:自分が応援している(推し)アイドルに自分を知ってもらいたい、有象無象のファンの1人ではなく個人として認識してもらいたい、という欲求が強く、それが嵩じて周囲の迷惑を顧みないような言動に出る者を、半ば蔑みを込めて呼ぶ言い方。(例:名札を付けたり、直接覚えて!!など言う人)